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お・も・て・な・し は足洗い

湯船に入る時は足からだろ!

冬場は風邪防止のために外から帰ったらまず「手洗い、うがい」といいます。

 

しかし江戸時代までは、帰宅すると最初に足を洗いました。

 

旅先の宿でも、到着した旅人にはお茶やタバコ盆と共に、ぬるま湯を入れた足洗い用の

 

タライをだすのがもてなしでした。

 

そもそも足に土や埃のつきやすい草履やワラジをはいていた時代なので、帰宅した時に

 

は足を洗うのは当然と言えば当然でした。

 

足から血の巡りをよくして、疲労を回復させるという効果も期待できます。

 

そこから「足を洗う」という慣用句も生まれたのです。

 

行水の小咄があります。

 

その主人公は行水の時にまず足から洗いはじめました。

 

でも息子に「普通は顔から洗うでしょ」と声をかけられます。

 

ムッとした主人公は「お前だって湯船に入る時は足からだろ!」と大人げなく反論。

 

当時でも行水のときはたいてい顔から洗っていたのです。