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『バスクリン』

入浴剤の原型といえる薬湯の習慣は平安時代

1口に入浴剤といえども実にさまざまな種類があります。

 

入浴剤の原型といえる薬湯の習慣は平安時代にはすでに行われていました。

 

漢方の薬草のほかにも杉や桑の葉の煮汁、大根の葉や米の研ぎ汁その他体によさそうなものを入れていたそうです。

 

さすが風呂好き日本人ですね。

 

現代の入浴剤の定番はバスクリン。㈱ツムラから発売されています。

創業者の津村家の母方はさかのぼること奈良時代に中将姫が編み出した漢方薬の製法が代々伝えられておりこのノウハウが家伝だけで終わるのはもったいない、と考え世間に広めることにしました。

これが婦人病に効くとされる、いわゆる中将湯です。この中将湯は薬草を16種配合しますが、その時に大量のカスがでます。このカスを何かに使えないかと試行錯誤した結果、入浴剤を開発。昭和30年に「中将薬湯」として販売されました。内風呂がまだ普及していなかったため、銭湯で大人気となりました。しかし温まるという長所が夏場は裏目にでて逆に温まりすぎる、とクレームがきます。そのため新たに研究により薬草ではなく温泉に含まれる鉱物をいれることで清涼感をだし、出来上がったのが「バスクリン」であったわけです。

 

温泉地に行かずとも色や香りにより、わが家のお風呂を手っ取り早く違う雰囲気にできるのが入浴剤です。

 

これを転地効果といいます。忙しい毎日をお風呂に入ることによりリラックスすることで、また明日への活力がわいてくるのです。